2013年06月28日

歯周病




 糖尿病の合併症の一つに歯周病があります。皆さんもご存じのとおり歯周病というのは歯の周りの歯周組織の病気です。歯垢の中の歯周病菌に感染することにより炎症が起こります。歯茎が腫れたり・口臭がひどくなったり、歯茎から出血したり歯がぐらついて最後には抜けてしまったりする病気です。

 何故糖尿病になると歯周病になりやすくなるのか
 ☆糖尿病になると体の抵抗力が低下してくるため細菌感染しやすくなります。そのため糖尿病になると歯周 病になりやすくなり、治りにくくもなってきます。

 ☆糖尿病になると唾液の分泌が減り口が渇くという症状が出てきます。唾液は食べたものの消化を助ける働 きもありますが、それとは別に口の中の細菌を洗い流し歯周病を防ぐ働きもあります。唾液の分泌が減り口 が渇くとその作用も低下して歯周病が繁殖しやすい状態になります。

 ☆高血糖状態では口の中のブドウ糖の濃度も高くなり歯垢の中の細菌が繁殖しやすくなります。

 このような原因で歯周病が糖尿病の合併症の1つだと言われる理由です。

 しかし逆に歯周病が糖尿病を悪化させるという
 歯周組織の中の細菌が歯肉の毛細血管から血液中にはいりこむと、サイトカインが分泌されます。このサイトカインはインスリン抵抗性(インスリンの働きが悪くなる)を招くという作用を持っているため血糖値が上昇し、糖尿病を悪化させてしまいます。
 糖尿病が悪化すると歯周病も悪化するという悪循環が生まれてくることになります。

 この悪循環を無くすためにも血糖値をコントロールして高血糖状態が続かないようにすることがが重要になってきます。血糖値のコントロールには糖質制限食が最も効果的です。今までの糖尿病の食事制限と違って、カロリー制限がいらないため空腹を我慢してストレスを溜めることもなく取り組める食事療法です。
14日間糖質制限プログラムぜひお試しあれ!

 血糖値のコントロールと一緒に糖尿病の方は定期的に歯科医に歯石を取り除いてもらうようにしましょう。
 歯周病を予防するにはきちんと歯のケアをして歯垢を蓄積させないことですが、普通にケアをしていても歯垢をすべて除去するのは難しいことです。どうしても磨き残しが出てきます。歯科医を受診して定期的なケアをし、歯を無くさずに済むよう予防しましょう。
posted by ミーナ at 16:58| Comment(0) | 合併症 | 更新情報をチェックする
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