2013年06月22日

糖尿病性壊疽




 糖尿病性壊疽
 高血糖状態が長年続くと神経障害や動脈硬化といった合併症がおこります。
 足に動脈硬化がおこると血流が悪くなり酸素の供給も少なくなったりします。血流が悪くなると細菌感染もしやすくなります。
 又神経障害が進行すると足の痛み等を感じにくくなるため、ちょっとした足のけがや傷に気づかず悪化し化膿してはじめて気が付いたりします。又高血糖の状態が続くと全身の免疫能力も低下して細菌感染を起こしやすくなり、ちょっとした靴擦れも化膿してしまうこともあります。このように合併症が重なりあって壊疽がおこります。

 壊疽は皮膚や皮下組織の細胞が死んで腐り紫色や黒色に変色し広がったものです。ひどくなると骨まで達してしまうこともあり広範囲に壊疽が広がったり、重症感染を併発したりすると足を切断しなければならなくなったりします。

 壊疽にならないためには血糖のコントロールが第一です。
 そして毎日足のケアをし清潔に保つようにしましょう。毎日足を観察し靴擦れや水虫・タコなどがないか足の指の間や足の裏もしっかり見て、傷等があれば早めに専門医を受診し悪化しないように気を付けましょう。
 こたつでの低温やけどにも気を配りましょう。

 血糖のコントロールには血液検査で自分の血糖値を把握することが必要です。なかなか忙しく医療機関を受診できなかったり、検査を受けることに抵抗のある人などは自宅でできる
 KENSA.BIZの郵送検査キット
があります。!『KENSA.BIZ』は、臨床実地クリニックとして13年の実績を持つ、「医療法人社団 理仁会」がお送りする在宅郵送検査のキットです。

 検査キットが届いたら、採取した検体を送っていただくと専門機関で検査し結果をマイページにアップロードします。

 マイページで結果を確認できますからプライバシーも保護され周囲に知られることもなく安心です。
 糖尿病は今や国民病と言われるくらい成人の4人に1人が糖尿病又はその予備軍であるという実態調査結果も出ています。糖尿病がひどくなって合併症を併発する前に皆さんも一度検査を受けてみませんか。


 

 
posted by ミーナ at 21:14| Comment(0) | 合併症 | 更新情報をチェックする

2013年06月21日

狭心症・心筋梗塞




 狭心症
 心臓に酸素や栄養を運ぶ冠動脈という血管が狭くなったり、一時的に細くなっておこります。
 血液が十分に送られないため安静にしているときは少ない血流でも心臓は機能しますが、急ぎ足で歩いたり階段を上ったりすると心筋が酸素不足になって胸痛や圧迫感・動悸が起こります。胸の痛みは短く1分から10分以内にはおさまることが多いようです。

 心筋梗塞
 動脈硬化が進行して、血栓が詰まり完全に血流が途絶えると酸素も栄養も供給されなくなる為心筋の組織が壊死ししてしまうを心筋梗塞と言います。現在でも死亡率が30%前後と推定される危険な病気です。
 狭心症よりもはげしい胸の痛みと呼吸困難・吐き気・冷や汗等の症状があります。痛みが長く続くことも特徴の一つです。

 このように狭心症や心筋梗塞は一般的に胸の激しい痛みを伴いますが、糖尿病の人で神経障害の人は胸の痛みが症状として現れないこともあります。無痛性心筋梗塞と言い発見が遅れて心不全になってしまうケースもあるようです。

 糖尿病は血管病と言われ全身の大きな血管も細い血管も血管全体に障害を与えてしまう病気です。
 定期的に心電図検査を受けましょう。狭心症は安静時には発作が起こりにくい為、自転車こぎや階段の昇り降り等の負荷をかけて心臓の機能を調べる負荷心電図検査や24時間携行の心電図計を付けて普段通りの生活をするホルター型心電図検査等もおこなわれます。

 治療としては狭心症の場合は心筋梗塞への移行を防ぐことが中心となります。
 血圧が高いと発作を起こしやすくなるため、血圧のコントロールとともに危険因子をできるだけ排除します。血圧を下げるためには塩分量を1日5g以下に抑えるようにします。

 肥満は心臓に負担をかけ動脈硬化を促進したりするので、太っている人はダイエットをし適正な体重を維持するように心がけます。
 タバコは発作を誘発する因子になりますので禁煙します。動物性脂肪の摂りすぎにも注意しましょう。
 お酒は少量ならいいと言われていますが、基本的には禁酒もしくは少量にとどめるようにする。ストレスをためないようにする等日常生活に注意をしましょう。
 
 薬物療法としては発作時にニトログリセリン等の発作を防ぐための薬を使用したり、冠動脈を拡張させる薬・血液の凝固をおさえる薬などが用いられます。

 薬物療法で改善が見られない場合は冠動脈を広げる治療等が必要になってきます。

 経皮的冠動脈形成術(PTCA)
 カテーテルを通して、狭くなっている部分でバルーンを膨らませ内側から広げる方法です。

 経皮的冠動脈血栓溶解療法
 カテーテルを通して冠動脈内に直接血栓を溶かす薬物を注入する方法です。発作後6時間以内に行わなうと効果的です。6時間を過ぎると心筋が壊死し効果が期待できなくなります。

 大動脈バルーン・バンピング(IABP)
 大動脈内にカテーテルでバルーンを送り、心臓のポンプ機能を助け心臓の機能を回復させる方法です。

 冠動脈バイパス手術(CABG)
 カテーテル手術と違い、狭窄した冠動脈はそのままにして太ももの静脈や内胸動脈・胃大網動脈等の血管を使いバイパス(側道)を作り血流を改善する方法です。

 糖尿病による動脈硬化は太い血管から細い血管まで広範囲の血管が障害を受けています。狭心症や心筋梗塞などの発作を起こさないように、日常生活の習慣をかえていかなければなりません。
 入浴やトイレに行く時の温度差に気を付けるとか水分の補給を心がける・十分な睡眠をとりストレスをためない等日常生活でも注意をしてください。

 
posted by ミーナ at 17:42| Comment(0) | 合併症 | 更新情報をチェックする

2013年03月29日

脳梗塞2




 脳梗塞の再発予防 
 脳梗塞の原因で最も多いのは動脈硬化で血管が狭くなりそこに血栓がつまることにより発生します。つまり動脈硬化を防ぐことが大事になってきます。動脈硬化には高血圧・糖尿病・高脂血症等の生活習慣病が関係しています。
 生活習慣病と言われていなくても、予備軍の人も脳梗塞の患者さんの中には多くみられます。
 又喫煙や肥満・ストレス等も動脈硬化の危険因子に挙げられています。これらの病気を治すことも脳梗塞の再発予防になります。

 高血圧 
 高血圧ということは、血管に加わる圧力が強いということですから、血管が傷つき動脈硬化を促進させてしまいます。脳梗塞の再発を防止するうえで血圧をコントロールする事は大事なことです。
 血圧の高い人は塩分の制限が必要不可欠です。成人男性は1日に10g未満・成人女性は8g未満を1日の塩分摂取量の目標とされていますが、日本高血圧学会では高血圧の患者さんについては1日に6g未満を目標と定められています。日本人は昔から漬物や干物など塩分の多い食事をとってきているので、塩分を控えるのもはじめは大変かと思いますが、健康のために頑張りましょう。

 少しの工夫で塩分を減らすことはできます。
 たとえば汁物やスープは全部飲まずに残す。
 みそ・しょうゆ等調味料を使いすぎない。(しょうゆを減塩しょうゆに替えるだけでも随分違ってくるので はないでしょうか)
 加工食品の使い方に注意(加工食品にはかなり塩分が含まれています 使い方に注意をしましょう)
 カリウムを摂取しましょう(カリウムは体内から余分な塩分を排出する作用がある)
 (カリウムを多く含む食品わかめや乾燥昆布等の海藻類・大豆等の豆類・干しシイタケ等のきのこ類・野  菜・果物)ただし腎臓病や心臓病の方はカリウムの摂取は医師に相談してください。
ちょっとした工夫で塩分を減らすことができます。頑張ってください。

 糖尿病
 糖尿病はまだ境界型(予備軍)の時から動脈硬化を進行させます。血糖値のコントロールをしましょう。
 そのためには運動も大事ですが、
血糖値の上がらない食事を心がけてください。
 甘いお菓子だけでなくご飯や麺類・いも類等の炭水化物も血糖値を上げる原因です。制限する必要があります。
 血糖値をコントロールするのに有効なのが食物繊維です。食物繊維は糖質を包み込んで便として体外へ排泄してくれます。緑黄色野菜やきのこ類・海藻類を積極的に食べるようにしましょう。

 高脂血症 
 コレステロールの多い食品や肉類の動物性脂肪の摂りすぎには注意が必要です。
 (ただ動物性脂肪の摂りすぎがいけないと肉類を食べないなど極端なことはしないでください 良質のたんぱく質や適量の脂肪は必要です 適量を考えるということです)



posted by ミーナ at 17:37| Comment(0) | 合併症 | 更新情報をチェックする
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