2013年05月19日

糖尿病市民公開講座




 2013年5月18日(土)熊本県立劇場コンサートホールにて糖尿病の市民公開講座が開かれました。
 3階まで受講者でいっぱいで糖尿病に対する関心の深さがうかがえました。

 時間は約2時間で理事長の開会の挨拶から始まり、まずは健康落語やクイズその後お二人の講師による講演がありました。

 まず最初に立川らく朝さんという“表参道福澤クリニック”の院長でありながら、46歳で立川志らく門下に入門しプロの落語家としても活動を開始したという異色の落語家さんで、医師であるという立場を生かした、“健康落語”・“健康噺”・“健康一人芝居”という新しいジャンルで活躍している方の落語でした。

 糖尿病で入院している患者さんを題材にして、面白おかしく笑いを交えた落語で受講者の皆さんも笑いながら聞き入っていました。
 どうしても講演って堅苦しくて眠くなりそうな気がしますが、笑いを交えて糖尿病の食事療法に触れていて市民公開講座も楽しいものになりました。

 次は熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学教授の講演でした。
 “知っていますか?糖尿病のウソ・ホント”という演目での講演でした。
 会場の受講者にクイズや質問をしながら、血糖値がどれくらいで糖尿病と判断されるのかとか治療をせず放置していたらどうなるのか等わかりやすく話をされました。
 その中に“自分の空腹時の血糖値を知っている人”という質問があったのですが、食後の血糖値やHbA1Cの数値などは知っていても、空腹時の血糖値は知らない人が多かったようです。

 成人で糖尿病またはその予備軍がどれくらいいるのかという実態調査が行われた結果、全国平均は5人に1人に対して、熊本県では4人に1人という現状があるそうです。このままいくと3人に1人となりかねないそうです。

 糖尿病にならないようにするためにはどうしたらいいのか?
 肥満・過食・運動不足・偏食・家族歴と言ったものが原因として挙げられていました。これらに該当する人は人より気を付けなければならないという事でした。

 境界型または隠れ糖尿病と言われる人も注意が必要のようです。
 境界型で治療や生活改善等何もしなかった人は4年後4割が糖尿病になっているそうです。
 糖尿病と診断されていない人も油断せず生活改善に取り組む必要があるようですねexclamation×2
 食事・運動に注意して血糖値を測る事これが大事だと言われていました。
 堅苦しさのないわかりやすい解説で受講者の皆さんの糖尿病や健康に対する意識も高まったのではないでしょうか。

 次は順天堂大学教授による講演がありました。
 “こうして予防!糖尿病”と題したお話でした。
 ブドウ糖の役割やインスリンについてわかりやすい説明がありました。
 印象に残ったのは“糖尿病は怖い病気ではないと思う”と先生がおっしゃったことです。
 怖いのは糖尿病または高血糖を検診で発見されたのに、甘く考えてきちんと治療を受けていない事だということでした。
 今は糖尿病の治療は大変進んでいて早くに手を打てば“もう一度発症前の状態に簡単に戻ることが出来る”
 そのためには発見されたら放置せず、きちんと治療を受けに行く・生活習慣を改善する事これが大事だという事でした。

 生活改善では食事はおいしいものをきちんとバランスよく適量食べることだそうです。
 そして運動は週に150分はしてほしいという事でした。現在は糖尿病の発症年齢が下がってきている。
 パソコンの前に座りっぱなしだったりすることが原因では・・・生活の中に体を動かすことを取り入れることが必要だそうです。

 最後に質問がありました。
 “膝や腰が悪くて運動したくてもできない人はどうすればいいのか”という質問に対して
 生活の中で工夫してほしいとのことです。例えば早く筋肉が無くなってくるところは横隔膜なので、大きく息をすることを繰り返すと筋肉の衰えを防ぐことが出来るという事でした。
 ほかにも歩けなくても腕をぐるぐる回すとか机を腕で強く押すなども筋力を保つためには善いとのことでした。

 又立っているだけでもエネルギー消費は大きくなるそうです。週に150分の運動と言っても無理に運動しなくてもこのような生活の中の工夫で筋力を保つことが大切だそうでした。

 お二人の先生方が重ねて言われていたのが、血糖値が高いという事を甘く考えないという事でした。
 “食べ過ぎ無いように注意しよう”とか“運動をしよう”と思ってもついつい放置してしまいます。その放置がいけないのです。生活の改善と血糖値を測る事を肝に銘じてほしいとのことでした。そうすることで元気な人と同じ生活ができます。又糖尿病になる前に戻れるのです。

 生活改善の一つは食事療法です。お二人の先生方はバランスよくおいしく食事すると言われていましたが、私は糖質制限食が一番理にかなった食事療法だと思っています。
 

 面倒なカロリー計算がいらず、お酒も決定おいしくいっぱい食べられる食事療法です。

 血糖値の測定も忘れずにexclamation×2

posted by ミーナ at 15:40| Comment(0) | 公開講座 | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。